マル爺 またね
2012年 10月 29日
2012年10月28日 11:28 享年18歳(人齢88才)
マル爺が逝きました。約2年間の介護。
母のワンコではあるけど、交代での介護。
睡眠不足になりながらも毎日思ってたのは、いつまでも介護がつづいててほしいということだけ。
一時期はもう歩けなくてだめかなと思ってたけど、試しに立たせてみたら、
ソファーによりかかりながら歩き始めた。これには母も奇跡だと大喜びでした。
食欲もあって、水もジャンジャンのんで、、、まだまだ元気だと思ってたのに。
1週間ぐらい前から食べ物もうけつけず、水をあげても吐いてしまう。
たまたまクウの投薬用にとシリンダをいただいたので、それでマル爺に水をあげてた。
最初は1ml・・舌を出してペロペロなめた。また1mlあげると同様になめてくれた。
1回3mlぐらいずつあげたけど、すぐはいてしまう。。。 脱水。。
土曜日に母から「マルが鳴きやまない」と途方にくれた電話。
電話の後ろで鳴くマル爺の声。異常を察してすぐ帰宅した。心の中で祈りながら…
帰り着くとあの異常な鳴き声は不思議と止み、スースーと寝ている。
でも、しばらくしてまた鳴き始める なくというより叫んでる。
その間隔も短くなってきてたので、土曜日の夜、自分の部屋で介護することにした。
多分これが最後だろうという覚悟。
夜中、あの叫ぶような声はなく、今度は苦しそうな呼吸。どこかが痛いのか、手足をバタバタさせている。
さすってあげることしかできない。シリンダでまた水を少しのませたけど、嘔吐。
早朝6時。もう長くないだろうと思って、母の部屋に連れて行った。
朝食後、苦しそうなマル爺をなでてあげた。
しばらくすると、入ってないはずの水、胃液を出し切った。
心臓に手をあてると、鼓動は小さくなっていた。しぼりだすような声でマル爺が2回最後の雄たけび。
息はゆっくり、ゆっくりと 静かに とまった。もう、声は聞けない。
あの雄たけびは、きっとマル爺からの最後のメッセージ
「ありがとう・・・ さよなら」って言ってたのかもしれない。(自己解釈ですが^^;)
母とふたりでオムツをとって、からだをきれいにしてあげた。
毛をブラッシングした母は、おもむろに、はさみで耳の所の毛を少し切った。
最初からそうしようときめてたのだろう・・
さびしそうにしている母をみてるのもつらいから夫を呼びにいった。(うつらうつら寝てたようですw)
戻ると黄色いチェックのスカーフを首に巻いてた。かごに入れて、仏間でクウと3人でお葬式。
火葬の予約をした。行く途中、昔住んでいたところを2箇所まわった。そこをゆっくりと走らせた。
マル爺と散歩したコース。遊んだ公園。なつかしかった・・・
火葬場でもまたお別れの儀式。小さい骨壷は個別の安置所に預けて、写真や造花、おやつ、
それにパグのぬいぐるみを飾った。
安置したお隣さんは同じマルチーズ犬で、名前はナナ。
マルがまだ子供のときによく遊んだパグと同名だった。何か縁を感じた。
帰宅すると、クウが玄関で寝ていた。出かけるときもお別れしたけど、「なんでマルがいないの?」って
顔をしていた。しばらく家の中をさがしている様子をみて、またさびしくなった。
何かを察したかのように、クウは母の部屋で一晩すごしたようです。(母の寂しさを感じ取ったのかも)
でも、マル爺は幸せものだ。最後は老衰で苦しかったかもしれないけど、家族に看取られて逝ったのだから。。
おいしいものも食べて、お薬もあげて、介護して、やれるだけのことはやってあげた。
18歳だもの。。大往生です。
今度はクウの番。マルの分まで長生きしてもらわねば…^^
マル爺! たくさんの思い出ありがとう。また会おうね。。
わらってる最後の写真です^^ (ペットロスになりつつある自分にけじめをつけるためにブログしました)
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マル爺が逝きました。約2年間の介護。
母のワンコではあるけど、交代での介護。
睡眠不足になりながらも毎日思ってたのは、いつまでも介護がつづいててほしいということだけ。
一時期はもう歩けなくてだめかなと思ってたけど、試しに立たせてみたら、
ソファーによりかかりながら歩き始めた。これには母も奇跡だと大喜びでした。
食欲もあって、水もジャンジャンのんで、、、まだまだ元気だと思ってたのに。
1週間ぐらい前から食べ物もうけつけず、水をあげても吐いてしまう。
たまたまクウの投薬用にとシリンダをいただいたので、それでマル爺に水をあげてた。
最初は1ml・・舌を出してペロペロなめた。また1mlあげると同様になめてくれた。
1回3mlぐらいずつあげたけど、すぐはいてしまう。。。 脱水。。
土曜日に母から「マルが鳴きやまない」と途方にくれた電話。
電話の後ろで鳴くマル爺の声。異常を察してすぐ帰宅した。心の中で祈りながら…
帰り着くとあの異常な鳴き声は不思議と止み、スースーと寝ている。
でも、しばらくしてまた鳴き始める なくというより叫んでる。
その間隔も短くなってきてたので、土曜日の夜、自分の部屋で介護することにした。
多分これが最後だろうという覚悟。
夜中、あの叫ぶような声はなく、今度は苦しそうな呼吸。どこかが痛いのか、手足をバタバタさせている。
さすってあげることしかできない。シリンダでまた水を少しのませたけど、嘔吐。
早朝6時。もう長くないだろうと思って、母の部屋に連れて行った。
朝食後、苦しそうなマル爺をなでてあげた。
しばらくすると、入ってないはずの水、胃液を出し切った。
心臓に手をあてると、鼓動は小さくなっていた。しぼりだすような声でマル爺が2回最後の雄たけび。
息はゆっくり、ゆっくりと 静かに とまった。もう、声は聞けない。
あの雄たけびは、きっとマル爺からの最後のメッセージ
「ありがとう・・・ さよなら」って言ってたのかもしれない。(自己解釈ですが^^;)
母とふたりでオムツをとって、からだをきれいにしてあげた。
毛をブラッシングした母は、おもむろに、はさみで耳の所の毛を少し切った。
最初からそうしようときめてたのだろう・・
さびしそうにしている母をみてるのもつらいから夫を呼びにいった。(うつらうつら寝てたようですw)
戻ると黄色いチェックのスカーフを首に巻いてた。かごに入れて、仏間でクウと3人でお葬式。
火葬の予約をした。行く途中、昔住んでいたところを2箇所まわった。そこをゆっくりと走らせた。
マル爺と散歩したコース。遊んだ公園。なつかしかった・・・
火葬場でもまたお別れの儀式。小さい骨壷は個別の安置所に預けて、写真や造花、おやつ、
それにパグのぬいぐるみを飾った。
安置したお隣さんは同じマルチーズ犬で、名前はナナ。
マルがまだ子供のときによく遊んだパグと同名だった。何か縁を感じた。
帰宅すると、クウが玄関で寝ていた。出かけるときもお別れしたけど、「なんでマルがいないの?」って
顔をしていた。しばらく家の中をさがしている様子をみて、またさびしくなった。
何かを察したかのように、クウは母の部屋で一晩すごしたようです。(母の寂しさを感じ取ったのかも)
でも、マル爺は幸せものだ。最後は老衰で苦しかったかもしれないけど、家族に看取られて逝ったのだから。。
おいしいものも食べて、お薬もあげて、介護して、やれるだけのことはやってあげた。
18歳だもの。。大往生です。
今度はクウの番。マルの分まで長生きしてもらわねば…^^
マル爺! たくさんの思い出ありがとう。また会おうね。。
わらってる最後の写真です^^ (ペットロスになりつつある自分にけじめをつけるためにブログしました)
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by qoo-mama
| 2012-10-29 10:44
| DOG